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国産・無添加ドライフルーツと、ステンドグラスのサンファームです。
みなさまに馴染みのある柑橘類のフルーツ。
みかん、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、柚子、…..。本当にたくさんの柑橘類のフルーツがあります。
先日お邪魔させていただいた「みかん本舗」さんも年間約25種類の柑橘類を育てています。
いろいろなわけ方があると思いますが、祖先の近いグループで分けると次のようになります。
・みかんの仲間
温州みかん、ぽんかん、アンコール、など
・オレンジ
ブラッドオレンジ、ネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、など
・タンゴール
清見、不知火(デコポン)、せとか、たんかん、紅まどんな、など
・グレープフルーツ
マーシュ(一般的なグレープフルーツ)、ルビー、メロゴールド、など
・文旦
土佐文旦、晩白柚(ばんぺいゆ)、など
・雑柑
夏みかん、はっさく、いよかん、日向夏、黄金柑、など
・タンゼロ
セミノール、ミネオラ、など
・香酸柑橘
ゆず、かぼす、すだち、ライム、シークワーサー、など
他にも、レモンの仲間や、金柑、シトロン類、など様々な種類のフルーツがあります。
こうやって書いていくと、本当にたくさんの柑橘類のフルーツがあることに驚きます。
一応グループわけをして見ましたが、それぞれのグループの枠ではなくて、品種ごとに個性や特徴を持ったフルーツが多いことに改めて気づきます。
文旦やグレープフルーツの仲間のように、しっかりとした食感でさっぱりとした味のものも根強い人気があります。
ゆずやかぼす、すだちにシークワーサーは、香り付けに日本の食卓に欠かせないフルーツのひとつです。
みかんの仲間も、産地の方の努力により、産地ごとにそれぞれの特色を生かしたブランド作りが盛んで、時期になるとたくさんのブランドみかんが並びます。
また、ほとんどが輸入品のオレンジ(ドライフルーツ工房サンファームは国産のブラッドオレンジを使っています)も、高い香りと、濃厚な甘みがあり、非常に人気があります。
芳醇な香りで人気があるオレンジですが、皮が少し剥きづらい部分があります。
みかんのように簡単に皮をむけるよう目指して、オレンジとみかんの間に生まれたものを、タンゴール類と呼んでいます。
オレンジがほとんど輸入品なのに対して、タンゴールの仲間の多くが、日本国内で育成されています。
タンゴールの代表品種の「清見」は、バランス良く、みかんとオレンジの良い部分を引き継いでいます。
他にも高い糖度と特徴のある見た目が人気の「不知火」(しらぬい)、滑らかな食感・濃厚な旨味・芳醇な香りと三拍子そろった「せとか」など、最近とても人気がある品種が並びます。
これからますます「清見」や「不知火」(しらぬい)などの人気品種を目指して、タンゴールの仲間から美味しい品種が誕生することが予想されます。
おいしくて、栄養(ビタミンC,ビタミンBが豊富)がある柑橘類、いろいろな品種を食べ比べて、好みのものをみつけるのも楽しいですよ。
<参考書籍> 高橋書店発行
三輪正幸監修「からだにおいしいフルーツの便利帳」