ドライフルーツ工房のひとり言

2017.5.16

ひとり言のように書いてみました。ドライフルーツの色のお話。

 

いつも記事を見ていただき、ありがとうございます。

国産・無添加ドライフルーツと、ステンドグラスのサンファームです。

 

 

気がついてみると、ドライフルーツのお話をなかなか書けずにいました。(単純にサボっていたわけでは…汗)

特にテーマは無いのですが、思ったことを書いてみました。

 

最初は色についてのお話。

無添加(無着色)なのに、色がきれい。

とても大事なポイントでした。

視覚的にも美味しい色をしていることは大事だと思っています。

イベントなどの販売する場面でお客様とお話をしていると、「本当に色がきれい」と言ってくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。

なかには、色が鮮やかに残っているので、作り物と疑うお客様もいらっしゃいます。(どちらのご意見もとてもうれしいです)

フルーツの持っている色(どのフルーツも本当にキレイな色を持っています)を、100パーセントとは言いませんがかなりの割合で残せていると思っています。

成分の80パーセント以上が水分で出来ているフルーツの、水分を抜く(乾燥させる)と体積が約半分、重さが約1/10になり、色も多少濃くなる傾向があります。更に加熱することで、茶色や黒っぽく変色してしまうことがあります。

乾燥させる時の温度、乾燥する時間、などいろいろなことが原因でフルーツが変色してしまう為、加工の効率化が優先される市販のドライフルーツの多くが着色されたり、色止めされたりしています。

 

この温度管理がかなり難しくて、温度を上げすぎても変色してしまうし、かといって温度を上げず時間をたくさんかけて乾燥させてもきれいな色になりません。

ドライフルーツ工房サンファームでは、温度をなるべく上げずに効率よく風を当て乾燥させる方法で、フルーツの変色をなるべく減らして、フルーツのキレイな色が出るように仕上げています。

 

また色についてもうひとつ。

ビタミンカラーと言う言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

主に柑橘系のフルーツのオレンジや黄色などのカラーをさす言葉で、視覚からココロに対していろいろな効果を与えてくれます。

みかんやオレンジなどのオレンジ色。レモンなどのイエロー。ココロを明るく元気にしてくれる効果があるといわれています。

いろいろな料理に、特にオレンジ色のビタミンカラーのものをトッピングすることにより、よりいっそう料理がおいしそうに引き立つ効果もあります。

グリーン系のサラダに、柑橘のオレンジの組み合わせ…とてもおいしそうです。

 

 

断面についても、

いちごやキウイフルーツ、様々な柑橘のフルーツ。どれもおいしそうな断面を持っています。

人間の手ではなく、植物たちが作り出すフルーツの断面。

ちょっと前に、サンドイッチなどの断面が流行りましたが、フルーツの断面は昔から絵画やデザインのモチーフに使われるほど愛されてきました。

なるべくキレイに断面を生かせるようにカットしています。

 

フルーツが持つ、キレイな色、美しい模様(断面)をなるべくそのままの色やカタチで生かして、旬の美味しいフルーツの味にプラスできるようなドライフルーツ作りをしていきたいと思っています。

 

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