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国産・無添加ドライフルーツと、ステンドグラスのサンファームです。
最近にわかに観光地として人気が出始めている、埼玉県秩父市。
Facebookでもご紹介しましたが、先日行ってきました。
訪れたのが、秩父ミューズパーク内にある MAPLE BASE(メープルベース) さんです。
メープルベースさんの取り組みを簡単に説明すると、
「森の循環」をスローガンに、秩父に自生している かえで の樹液を採取して、樹液を使った商品や、樹液を煮詰めてメープルシロップにして、メープルシロップそのものの商品化、またはメープルシロップを使った様々な商品の開発をしています。
商品の利益の一部を、山の持ち主やNPOと連携して、杉やヒノキの間伐・かえでの植林などにあて「刈る林業」と「刈らない林業」の複合化を目指す拠点となっております。
秩父ミューズパークのP3(パーキング3)に車を止めて、パーク入り口のアーチを通り抜けて進み、突き当たりの道を右に折れます。
右手に秩父の象徴の山、武甲山を眺めながら歩き、すぐ左手にメープルベースさんの建物が見えてきます。
大きな屋根の素敵な建物で、お店の周りには、かえでが植林されています。
店内は、メープルシロップを使った瓶入りドリンクやお菓子などの商品が買えるショップの部分と、カフェで構成されています。
残念ながら伺ったのが夕方だった為、オーダーストップの時間が過ぎていました。
ドリンクのオーダーはOKだったので、「ここでしか飲めない」と書いてあった「樹液紅茶」をいただきました。
「樹液紅茶」とは、かえでから採取した樹液にて紅茶を抽出したもので、独特のやさしい香りと紅茶の渋みがマッチして、とてもおいしくいただきました。
他にも、メープルシロップと言えばやっぱり定番のパンケーキをはじめ、いろいろな料理やドリンクが楽しめます。
またカフェのテーブル一つ一つに、かえでの苗木が置いてありました。
それぞれのテーブルで、違う種類のかえでの苗木が置いてあり、カフェの雰囲気を印象的にしています。
メープルベースさんに伺った目的の国産のメープルシロップですが….
まだ「今年の分の商品が出来上がっていない」とのお話でした。
すこしお話を聞いたのですが、寒い時期に採取したかえでの樹液を、約1/40の重さになるまで煮詰めるそうです。
大変貴重な、秩父産のメープルシロップ、今月中には今年のメープルシロップを発売できるとのお話でした。
ただ、すぐに売切れてしまうことが予想されるので、もし欲しい方は早めのアクションが必要です。
発売の情報などは、メープルベースさんの公式facebookページにてアップするそうです。
農業と同じように、様々な問題を抱えている日本の林業。
新しい取り組み方として、将来に向けメープルベースさんの取り組みが、広がっていけばと感じました。